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ソグド地方=トランスオクシアナ(マーワラーアンナフル)?

 西トルキスタン成立のストーリーは次の通り。まず「8世紀にはソグド地方までイスラーム化していた」、そして「ソグド地方を含むサーマーン朝はアッバース朝から自立した」、ついに「999年にカラ=ハン朝がブハラ攻略、サーマーン朝を滅ぼし、トランスオクシアナを占拠、トルコ化」したことで西トルキスタンが成立した。なお、トランスオクシアナはアム川東流部の北岸。対岸のホラーサーン地方はガズナ朝の軍事拠点であり、彼らはカラ=ハン朝の南下をアム川で食い止めた。なお、マーワラーアンナフル(アラビア語で「川の対岸の地域」)はトランスオクシアナ(ギリシア語)とほぼ同義らしい。カラ=ハン朝がサーマーン朝を滅ぼしながら、トランスオクシアナしか確保できず、対岸はホラーサーンなんだという文脈の中でしか出てこない表現なので、たぶんソグド地方全体を指すのではないと推測される。なお、ガズナ朝もトルコ系である。
 Twitterを通じてウイグルの専門家からご啓示を頂き深謝。私も前から疑問に思い、生徒に説明するたびにどうしようと迷ってきたところである。ウイグルの西方移動に始まる東トルキスタンの形成、ついで西トルキスタンの形成は、ホントに初学者にはお手上げですね。ここを出されたら現役はほぼ全滅でしょう。だから、三田の諸君はここも押さえましょう。
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