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「衝突」に新しい語義が加わる?

 この事件の第一報は「体当たり」であることが分かるような表現でしたが、各社ともすぐに「衝突」表現一色となったのは不思議です。「衝突」とは双方とも物理的接触を望んでいないのに、不注意や機器故障、悪天候などの結果、残念ながら接触してしまった場合に使う用語です。だから交通事故の大半は正しい意味の「衝突」です。
 動画を見ると2回も故意に激突させているのが分かり、「衝突」とは「体当たり」と表現できない場合に使う言い換えであることが分かります。善良なキャプテンなら絶対にしない選択です。
 たしか罪名は公務執行妨害でしたが、国際関係に配慮したむしろ寛大な嫌疑と申せましょう。行為の実態は海保クルーに対する傷害未遂ないしは殺人未遂ではないでしょうか。海保の警備艦の速力が早く、操船も熟練していて衝突時の相対的な速度が大きくなかったので負傷者がでなかっただけです。
 政府が動画を公開しなかった理由は、「体当たり」という異常な行動をしたキャプテンをアメリカの圧力で釈放したことがミエミエになってしまうからですね。権力者としては、分かりやすいことしすぎでしょう。海保職員の怒りはよく分かります。
 画像投稿は形式上は違法なのでしょうが、出所が海保の専門教育機関の構成員専用のサイトで多くのスタッフがアクセス可能だったとのこと、「中国の漁船は場合によってはこんな行動をとることもあるから警戒を怠るな」という趣旨で、職務上必要な動画情報として多くの職員が閲覧可能な状態においたのでしょう。管理者がそのようにしたことは、決して非難されてはならないと思います。命がかかっていますから。この事件を機に、こうした動画情報を職員に見せなくなるようだと、彼らの生命リスクが高まります。
 私たちの職域でも、学校事故で生徒さんが負傷した現場の再現動画とか、先進的な授業をしている先生の授業動画とか、職員ポータルサイトで公開して欲しいです。撮影も編集もいとも簡単にできる時代なのに全然やってません。
 
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