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4月28日の自習課題は

 ともすれば緊張感に欠ける自習時間を有効に生かそうと、課題に入試問題を出しました。生徒諸君の反応は人それぞれで、《実際の入試問題の厳しさを知り、日頃の学習態度を反省した》という私の期待通りのものから、《教材からは正解がなかなか分からない》《こんな細かいところまで出るのか》というものまであって、大変興味深いものがありました。
 授業が早すぎてついていけない、という感想もありました。もともと黒柳徹子先生も真っ青という超早口の私は、20代のころは滑舌も悪く、早口で何を言っているのか分からないとよく言われました。当時の勤務校は「進学校」ではなかったので致命的でした。それから30年かけて早口を直したんです。ものすごく高価で、重くて、電池を恐ろしい早さで喰い尽くす小型カセットレコーダーで授業を録音して毎日反省!ちょっと方向が違うんだけど、合唱団に入って腹式呼吸と演劇とは違うんだけど発声の基礎を学びました。演劇部の生徒と一緒に滑舌練習しました。・・・言語表現者である職業教師にとって重要なこういうプロセスは教委の新人研修プログラムには全く入っていません。今でも。
 ですが、今の学校でまた、再発しちゃいました。ゆっくり話していては、1年間の授業計画から割り出した1時間分の量を消化できないのです。昔と違うのは、ワザとやっていること。そして早口ではあっても、少なくとも滑舌が悪くて、しかも早すぎるために日本語になっておらず聞き取れないということは、たぶんないだろうということです。これは録画を見て自分でそう判断しているんですが、皆さんから見てどうですか。違っていたら、言ってください。ビデオで見て所作や表現も毎回反省しています。教員はある程度、俳優としての面も持っています。
 内容が多く、テンポが急過ぎてついて行けないというご意見ですが、誠に勝手ながら、私はこう考えています。そういう諸君にとっては、これはチャンスなんですよ。必死に頑張って、ついてきて下さい。そうすれば進学先でも、どんな先生の講義にもついて行けます。私がパワーポイントを使うのは、きれいな写真や動画で諸君の注意を引きつけるためではありません。アッパーテンポで進む授業の要点を画面に表示して、今何の話をしているのかを常に明示するためなんです。こういう「進学校的な」パワポの使い方は、まったく未開拓の分野です。私は常に誰もやったことのないコトに取り組むパイオニアであり続けることに誇りを感じてきました。
 私は諸君に世界史を教えているつもりはないんですよ。世界史Bという講座を通じて「学問する厳しさ」と「おもしろさ」を知って頂きたい、自分でもままならない自分の脳の使い方を習得して頂きたいと意図しています。
 実際問題不安で仕方のない諸君のために、話す内容のほとんどは1学期分をまとめて、あらかじめ「講義録」という膨大な文書にして先渡ししてあり、これに付けたナンバー順に授業を進めています。次の時間に何を学ぶかは細部までお分かりのはずです。授業の録画とパワーポイントのデータはコール教室で自由に引き出せるようにしておきますし、DVDの販売もします。
 若い頃、私もそうでしたが、一番辛くて、一番困難なのは、今ある自己を否定して新しい自己を創ることです。たかだか十数年の人生で得た生き方、脳の使い方、睡眠の取り方・・・人はなかなかそれを変えられない。勇気が要るんです。でもね、これこそ青年の特権なんです。勇気を出して自己変革してください。自分で自分を教育できる能力を持つことは、諸君の人生に大きな可能性を与えると私は確信しています。学校教育なんて、皆そのためにあるんだと、私は思っています。
 諸君もご存知かもしれませんが、私が初めてパワーポイントに触れたのは、昨年の4月。55歳でした。HTML言語を学んでビルダーなしで自由自在にHpが組めるようになったのは40代中盤でした。PA(音響)のスキルを身につけたのは30代、すべてみんな独学です。師匠から教わったのは満50歳で始めたフォークギターくらいです。(弾き語りします。作詞作曲して自分で歌います。ハッキリ言ってフォーク部顧問希望します。) 
 ティーンの皆さんに是非言っておきたいのは、自分に負けるな、56歳の鈴木に負けるな、○○台に負けるな、の3つです。
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コメント

こんばんは

大学が始まり、講義が始まり唖然としました。パワポで進める講義、教授は早口で書き留める暇もない。その上言い直しばっかりで結局、何…?って感じの授業が大学では意外とあります。高校みたいに決まった教科書があるわけではない(はっきり言って教授の趣味みたいな)授業ばかりです。鈴木先生のパワポ見ながら講義聞きながら話の要点を掴む訓練(?)は大学に入ってから高校での有り難い授業だったなあと思いました。鈴木先生に負けないように自分と戦いながら古くて汚い国立大学で頑張ります。

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