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夜中に爪を切ると

万事要領の悪い私は仕事に追われ爪を切るのをしばしば忘れ、ネールアートでもやるのか ってほど伸びてたりする。深夜仕事をしていてキーボード入力の邪魔になるので切ろうとした時、「夜中に爪を切ると親の死に目に会えない」という迷信を思い出してためらったことがある。灯火が乏しかった古代・中世では夜中に爪を切って、飛び散った爪が暗くてよく見えないから、赤ちゃんの目に入ったり、安全な爪切りなどなかった当時のこと、指先まで切ってしまったりロクなことにならない、ということでできたタブーなのだろう。
 そういえば、地面にやたらと穴を掘るな。コウジン様(?)の頭や尻尾(シッポがあるんだ!)をつついてしまうと祟りがあると年寄りに言われた。これは私たちの遠い祖先がモンゴル高原から持ってきたタブーなのだと言う学者もいる。半砂漠地帯に何百年もかかって島状に形成された貴重な草地に穴を掘ると、そこからすべてが風で剥がされて砂漠に戻ってしまうから、地面に穴を掘るな!池や井戸を造る時は易者に見てもらうべし、と。
 私は今平気で夜中に爪を切る。少年の時父は死に、22年前母も父のところへ旅だった。来月は23回忌である。なお、母の死に目には会えた。急報で駆けつけると、若い優秀な医師が汗だくで心肺蘇生術をして下さっていた。中断すると波形が全くでない。何度も確認した主治医は「蘇生術を中止してもよろしいでしょうか」と私に同意を求めた。「けっこうです。ありがとうございました。」 医師の指示で看護師さんが死亡時刻を記録する。大正・昭和・平成を生きてきた母の生涯は終わった。
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Author:鈴木先生
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