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『墓標なき八万の死者』満蒙開拓団の壊滅 を読みました。

角田房子先生が1976年にお書きになったもの。中公文庫になっています。「満州」(中国東北部)に入植した開拓農民が敗戦でどのようなことになったかは、そりゃあ仕事ですから専門外でも一応の概括的知識は持っていましたが、この作品には、本物の自決が、略奪が、決死の渡河が・・その時いくらでも起きた事件の数々を一つ一つ丁寧に写され、何百もの事実をもって語らしめる作品です。あの戦争に、中国侵略に、少しでもプラスのイメージを持っている若者は、この本を読んでください。
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『アーロン収容所』読みました。

西洋史学者の故会田雄次先生が、戦後だいぶ経ってから自らの捕虜体験をお書きになったもの。私は、こんな有名な作品さえ今まで読んだことがありませんでした。虐殺したり殴ったりはしない。それでも十分に残虐なイギリス流の捕虜取り扱い法が淡々と描写され、しぶとく生き抜く旧日本軍の元兵士たちの群像とともに、非常にリアルです。ビルマ人論、インド人論もおもしろい。しかし、竹山先生の『ビルマの竪琴』と比べてはいけないとすぐ感じました。フェーズが違うから。
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